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※表示される情報は実際の取引から20分遅れた情報です。


環境報告 事業活動での取り組み

JVCケンウッドグループは、環境に負荷をかけない事業活動、生産活動を通じて社会的責任を果たすため、地球温暖化防止活動に積極的に取り組んでいます。

地球温暖化対策

省エネルギー活動

■エネルギー消費によるCO2排出量
JVCケンウッドグループ(国内・海外)

JVCケンウッドグループは、2010年度の目標に基づいて、温室効果ガス排出削減、特にエネルギー消費によるCO2排出量の削減への取り組みを継続しています。国内および海外における2010年度のCO2総排出量はこの6年間で36%まで減少しています。

昨年に続き事業構造改革が大きく影響していますが、エネルギー消費によるCO2だけでなく、その他の温室効果ガスの排出についても引き続き削減対策を実施していきます。



「クールビズ」「ウォームビズ」の実施

JVCケンウッドグループは、夏季の「クールビズ」と冬季の「ウォームビズ」を展開しています。

空調機ごとに温度管理者を設置、夏季は冷房温度を28度に調整し、「ノーネクタイ運動」「自然換気運動」を、冬季は暖房温度を20度に調整し、「適切な厚着」を展開し、イントラネットやポスターにより周知し全従業員で取り組んでいます。


社内に掲示されるポスター


温度管理者による空調温度の徹底管理


室温を見ながら温度管理者が空調機を調整します

電力使用量の中で大きなウエイトを占める空調機についてJVCケンウッドグループでは、各フロアの空調機ごとに温度管理者を選任し、空調温度を厳格にコントロールしています。温度管理者以外の従業員は空調温度設定パネルを操作することはできません。空調機をこまめにコントロールすることにより、CO2排出量の削減に効果を上げています。


継続的な省エネ診断の実施


省エネ診断の結果、改善が必要な点を発表します

地域企業のエネルギー管理に携わる専門家が集まり相互に各企業の設備を点検し、エネルギーのムダ使いについての診断を継続的に実施しています。

診断を受けることにより、設備、照明、動力機器、建物構造などのどこに改善が必要なのか、日常気がつかない点が発見されます。

大電力を必要とする設備を中心にムダの発見につながり、CO2排出量の削減に効果を上げています。


ライトダウンキャンペーンへの参加


七夕ライトダウンに参加した従業員の家族

地球温暖化防止のために、過去より環境省の呼びかけに賛同し、7月7日の夜を「七夕ライトダウン」として、20時~22時の2時間、全事業所の広告塔、事務所の照明の消灯を実施し、従業員へも家族での参加を広く呼びかけました。

参加した従業員からは、「環境について考えるきっかけになった」「毎年の恒例行事としています」など多くの感想をいただきました。


ごみの分別と再資源化の成果


ごみは再資源化できるように細かく分別


社内文書は裏紙が基本

2010年12月、横浜市より「横浜環境行動賞」事業者部門で、当社事業会社の日本ビクター(本社・横浜事業所)とケンウッド(白山事業所)の活動が認められ4年連続で「分別優良事業所」に認定されました。


「分別優良事業所」受賞盾
日本ビクター株式会社(左)と株式会社ケンウッド(右)

※「横浜環境行動賞」
横浜市が環境モデル都市としてごみ排出量の増加に伴う処分場不足とごみの再資源化に対応するため、2003年より「G30運動」を展開し、毎年その運動の推進に功績のあった個人、団体などを表彰・認定しています。
2010年の事業者部門は対象事業所 約2,600社の中から昨年より3社増えた23社が選ばれました。


資源の保護と有効利用

「ゼロエミッション」を継続して廃棄物削減を推進


※捨て基板:部品を搭載する機械(インサートマシン)がプリント基板を固定するためのつかみしろのこと。部品搭載後廃棄される。

JVCケンウッドグループは廃棄物の再資源化率を高め、環境負荷を最小とする「廃棄物ゼロエミッション」を多くの工場、事業所で達成しています。

ゼロエミッションの実行には、全従業員が環境影響を認識し分別を徹底することが基本となります。他の事業所からの異動者へは分別区分の説明会等を実施し、事業所ごとに適正な分別が行われるようにしています。

再資源化を進めている一例として、商品の製造工程で廃棄される捨て基板は、契約しているリサイクル業者を経由して、銅やコンクリートに混合するスラグに生まれ変わります。

社員食堂から出た生ごみは、契約している近隣の農場に運ばれ堆肥化されてケール等の野菜づくりに利用されています。


食堂から出た生ごみのリサイクル
生ごみを堆肥化してケール栽培に使用


廃棄物削減活動

■廃棄物発生の年間推移
JVCケンウッドグループ(国内)

JVCケンウッドグループ国内における廃棄物総発生量は2009年度まで減少が進んできました。国内で多量の廃酸・廃アルカリが発生する生産拠点が減少をしたことが大きく影響しています。2010年度は前年比約300トン増加となりました。(2000年度比では14.2%の発生量)主な要因は2010年6月のビクター横浜工場売却に伴う廃棄物発生によるものです。年間を通じての廃棄物削減活動の結果、国内での再資源化率は99%を維持し、ゼロエミッションを継続しています。


■2010年度廃棄物の内容と構成比
  JVCケンウッドグループ
発生量(トン) 構成比(%)
汚泥(無機・有機・混合) 61 2.3
紙くず・木くず 1,326 50.8
廃プラスチック 389 14.9
廃液(廃油・廃酸・廃アルカリ) 58 2.2
金属くず(鉄・非鉄) 706 27.1
その他(動植物残渣 他 69 2.7
合計 2,610 100.0

環境負荷物質の削減と環境リスクの低減

PRTR対象化学物質の管理

■PRTR対象物質の総取扱量と排出移動量
JVCケンウッドグループ(国内)

JVCケンウッドグループのPRTR対象化学物質取扱量は2003年以降減少を続けてきましたが、特に2008年度以降排出・移動量が大幅に減少しています。また、対象物質を1トン以上取り扱った国内の工場はビクタークリエイティブメディアの1拠点に減少し、取扱物質はニッケルのみとなりました。これは、事業構造改革で有機溶剤や化学物質を原材料にするプリント基板の生産と、ブランクメディアの生産を事業譲渡したことが大きな要因です。各事業所では定期的に保管量・使用量をチェックしています。


VOCの大気への排出抑制計画

JVCケンウッドグループは電機・電子業界のVOC大気排出抑制の自主行動計画に参加し、排出削減の取り組みを行った結果、2010年度の削減目標を大幅に達成しています。2011年度も削減を推進して行きます。

※2000年度(基準年度)比30%削減

2008年度以降VOCの取扱量および大気排出量はともに極めて少ない量となっています。部品洗浄用や塗料の有機溶剤をまだ使用していますが、排出量は総量で1.3トンときわめて少なくなっています。これは2006年12月に旧水戸工場におけるブランクメディア事業でVOC燃焼式除外施設を稼動させた上に、さらに削減が進んだ結果です。

■VOC取扱量と大気排出量
JVCケンウッドグループ(国内)


PCBの管理と対策


本社・横浜事業所に移設集約したPCB保管室


PCBの化学的性質や、毒性に関する現地講習会と、漏出したオイルを回収する訓練。

PCB含有電気機器類については各工場で分散保管していたものを、環境リスク回避を目的に集約管理を行っています。2010年11月に横浜工場閉鎖を受け、横浜工場で保管されていたPCB含有電気機器を本社・横浜事業所へ移動するとともに、前橋事業所へ危険物としての取扱のため微量PCB混入絶縁油12ドラムを移動し、引き続き継続的集中管理を行っています。移動に際しては行政の指導を仰ぐとともに法的届出を実施しました。現在、JVCケンウッドグループでは、本社・横浜事業所とビクタークリエイティブメディア、前橋事業所および八王子事業所、ケンウッド・デバイスの5箇所で集中管理しており、専用の保管室はPCBが外部に漏出しない構造になっています。

また、保管に当たっては機器からオイルが漏れ出したという事故を想定し、手順書に従い汚染拡大防止の防災訓練を定期的に実施しています。

PCB含有電気機器類は、日本環境安全事業(株)東京事業所で無害化処理されるまで厳重に継続管理していきます。