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カーエレクトロニクス事業

市販の強みをOEMに展開するとともに、最先端技術を融合した安全・安心・エコ商品の開発にも取り組み、事業領域を「感動」から「安心」へ拡げていきます。

 カーエレクトロニクス事業は、市販向け、OEM向けのカーオーディオ、カーAVシステム、カーナビゲーションシステム、車載機器用の光ディスクドライブメカニズム、光ピックアップなどで構成されています。


 カーエレクトロニクスは、車内特有の温度や振動に対応する高品質、信頼性が必要であり、日本企業の強みを発揮できる事業領域の一つです。JVCケンウッドは、日本ビクターとケンウッドの共通事業であるカーエレクトロニクス事業を、もっとも大きな統合効果が得られるグループ最大の事業と位置づけ、2007年10月以降、技術開発、生産・調達、商品企画・マーケティング機能の統合を進めてきました。開発面では、両社が長年かけて培ってきた音響技術、映像技術、車載技術、商品企画力と、最先端のデータ圧縮・伸長技術、ユーザーインターフェース技術などを融合し、新商品の開発に取り組みました。また、生産・調達の統合によってコスト競争力を一段と高めるとともに、特徴の異なるケンウッドブランドとJVCブランドを活かしたマーケティング、販売戦略を展開してきました。

 その結果、売上構成比の高い市販分野で、欧米の市販市場におけるカーオーディオ、カーナビゲーションシステムのマーケットシェアが業界No.1となりました。オーディオからカーナビゲーションシステムへと市場シフトが進む国内では、両社技術の融合により、業界トップレベルのレスポンス速度と映像鮮度をもつメモリータイプのカーナビゲーションシステム「彩速ナビ」を商品化し、マーケットシェアを急速に伸ばしています。

 また、市販市場から純正市場へのシフトを見据えて、OEM分野を強化し、パートナー企業との協業を活かして、自動車販売店向けディーラーオプション商品や自動車メーカー向け純正商品の受注を拡大しています。車載機器用のCD/DVDドライブメカニズムでも、業界トップレベルの品質・商品力とコストパフォーマンスから、国内はもとより、欧米の自動車用品メーカーからも大型受注を獲得し、急速に事業規模を拡大しています。

 今後は、市販市場での強みとパートナーとの連携を活かして、成長余地の大きいOEM分野でさらに受注拡大をはかっていきます。また、HDDタイプからメモリータイプへカーナビゲーションシステムのシフトが進んでいる国内の市販市場では、「彩速ナビ」のラインアップを拡充するとともに、ディーラーオプション商品への転用をはかり、マーケットシェアを拡大していきます。すでに販売体制の整備を進めている新興市場では、専用の地域別戦略商品を投入し、販売拡大を加速していきます。

 さらに、車載ネットワーク環境の整備を見据え、通信・ネットワーク技術を活かして、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末や外部ネットワーク/サーバーとの連携によってリアルタイム情報や様々なコンテンツを提供する新商品の開発を進めていきます。また、業務用システム事業やホーム&モバイルエレクトロニクス事業の強みでもある最先端の撮像技術、映像技術、音響技術、通信技術を融合した安全・安心・エコ商品の開発にも取り組み、事業領域を「感動」から「安心」へと拡げていきます。


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